そのイボ、性病かも?尖圭コンジローマについて

2020年03月02日

性病の中にはヘルペスのように発症すると強い痛みなどの自覚症状が出るケースがありますが、逆に痛みなどの自覚症状が出ないで病気が進行する感染症も存在します。尖圭コンジローマは性行為の際に皮膚が接触することで人から人に感染する性病のひとつで、発症しても患部に痛みを感じることがありません。

尖圭コンジローマのイボの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスで、感染して発症すると1~6ヶ月後に性器や肛門の周囲に小さなイボができます。イボの多くは良性腫瘍で、強い痛みなどの症状はありません。ヒトパピローマウイルスは90以上の種類があり、そのうち40種類以上は性器や肛門周辺に感染して発症することが知られています。

尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の主な感染経路は性行為で、患部(イボ)の部分と接触すると皮膚の微細な傷からウイルスが侵入して感染すると考えられます。性器や肛門の周囲にイボができるウイルスの感染経路は性行為がほとんどですが、稀に手に付着したウイルスに感染する場合があります。

尖圭コンジローマは患部に痛みを感じることがないので、気がついたらイボができていたというケースが少なくありません。放置しても自然に治る場合がありますが、治癒せずに病状が悪化したり性交時に出血する原因になります。もしも尖圭コンジローマのイボを見つけたら、すぐに治療を受ける必要があります。

従来は尖圭コンジローマの治療法として、電気メスやレーザー光で物理的にイボを切除または破壊する外科的治療が用いられてきました。この方法は即効性が高いというメリットがありますが、ウイルスが残存するので再発するというデメリットもあります。外科的治療は患部に傷跡が残ったり、傷が治るまでは痛みを感じることもあります。

最近は外用薬(ベセルナクリーム)を塗布して治療をする方法もあり、患部にクリームを塗るだけでイボが消失します。ベセルナクリームの使用方法ですが、1日おきに就寝前に患部に塗って起床後に石鹸で綺麗に洗い落とします。2~3ヶ月間つづけるとイボが消え、治療後に再発しにくくなります。ベセルナクリームは医療用医薬品に指定されているので、購入するためには医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があります。

病院や診療所で診察を受けずに尖圭コンジローマを治したい場合は、ネット通販を利用してベセルナクリームと同じ有効成分が配合されたイミキアドクリームを購入する方法があります。イミキアドクリームはベセルナクリームのジェネリック医薬品で、効果や使用方法は全く同じです。先発薬よりも安価な値段で販売されているので、海外では多くの人が購入しています。医療機関を利用して医薬品を処方してもらえば健康保険が使えますが、診察料を負担したり、高価な先発薬を購入しなければなりません。ネット通販を利用して医薬品を個人輸入すると全額自費負担になってしまいますが、診察料が不要で安価なジェネリック医薬品を選べるので治療費を節約することができます。